画像写真で比べるアートトラック

アートトラックを画像写真で見ていくとグループや地域、年代によって装飾の好みに違いがあるのが面白いです。トラック野郎の時代のアートトラックはレトロアートと呼ばれ、ステンレス鋼板をうろこ状に仕上げたウロコステンレスが定番。90年代ごろから流行ったのがガンダムアートと呼ばれるもので、TVアニメ機動戦士ガンダムのようにカスタムされた車体が特徴。このアートトラックはモダンアートの一種で、ステンレス鋼板をレーザー加工したりパンチング加工して装飾します。
主に関東と関西でもアートトラックの好みが違うようです。関東はメッキパーツをメインに使い、荷台は塗装なしか加工したステンレス鋼板でデコレーションするのが特徴です。関西のアートトラックは電飾をたくさん付けた派手なタイプが多く、画像写真で見比べてみるのも面白いかもしれません。アートトラックは夢の車です!アートトラックが大好きでも運転したり所有できる人はほんのひと握りだと思います。画像写真だけでは物足りない方は是非イベントに出かけて、画像写真とは違う迫力満点のアートトラックを堪能してみてください。

パーツ部品ショップや絵描き

アートトラック=デコトラは文字通り絵(アート)や文字、電飾、金属製のパーツなどでデコレーションしたトラックの略です。映画「トラック野郎」の菅原文太さんの「一番星号」を想像してもらえるとわかりやすいと思います。この映画公開と同時に特に運送業や漁業関係者の間でアートトラックの一大ブームが巻き起こりました。デコトラの車の大きさは軽トラックをはじめ大型トレーラーなど様々で、仕事で毎日乗っている人も居ればイベントのためだけにアートトラックを所有している人も居ます。
アートトラックの装飾は近くで見れば見るほど精巧にできており、アートトラック専門の絵描き職人が居たり、パーツ部品の専門ショップもあります。また行燈やステッカーで飾られたアートトラックの撮影会の映像は迫力満点です!特に電飾をふんだんに施したアートトラックは夜が見ものです。また、ちょっとマニアックかもしれませんが雨上がりの道路に映るアートトラックの姿も趣があってとても良いものです。以前よりアートトラックを見かけなくなった気がしますが、まだまだ大活躍しています。

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アートトラック内装外装

アートトラックは、漁業関係のトラックが海水などで錆びやすかったことから、ステンレスで錆びを防止したのが始まりだそうです。アートトラックに「△△丸」という名前が多いのはこのためなんですね。そのアートトラックを日ごろから運転している長距離ドライバーさんは本当に大変ですよね。運転がお仕事なので、トラックはいわば職場です。
仮眠することも多いでしょうし、なるべくならトラック内部も心地よい空間にしたい気持ちよくわかります。アートトラックは外装にばかり目が行きがちですが内装もゴージャスなものが好まれ、金華山織りや革張りにしてシャンデリアもプラスするなど豪華に仕上げます。外装はフロントデッキやフロントバンパーの形を変えることによって個人の、または所属するアートトラックグループの個性を出します。
塗装は竜や虎に代表される動物系に海や山の風景を合わせて描かれることが多く、桜や牡丹などの花や歌舞伎、戦国武将など歴史上の人物も人気があります。最近では女性ドライバーやアートトラックの女性ファンが増加したことから可愛いディズニーキャラクターも見られるようになりました。

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